バス釣りめいろ

霞ヶ浦・北浦の近場に在住。 ブラックバスは何処でも釣れて、 何処でも釣れません。 結局『○○ポイントが釣れる』という情報は案外当てになりません。 釣れる場所(条件)は人の出入り含め、刻々と変化します。 釣れない時は“めいろ”に迷った心境。 本能で行動するバスの居場所を読み解く。 そのプロセスを皆さんと共有出来ればと思っております。

霞水系(マッディ)に高性能の偏光グラスは必要か?

おつかれさまです

















マッディウオーター偏光グラスは必要でしょうか?

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釣り人に人気の偏光グラスサイトマスター














底面まで見えないマッディコンディション・・
高性能な偏光なんて必要ない。


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結局あった方が良いんですよねw、、
例え水面下30㎝~50㎝程度しか透過しない条件でも、僅かに浮いてきたバスが何とか見えるようになるんですね。


現に過去の実績で偏光のおかげで『釣れた』思えるのは何度もあります。







マッディでは明確に『バス』と判断出来る魚影は少ないです。
が、ぼやけた魚影でも慣れれば色形状や動きでバスと判別できるようになります。
この条件、裸眼や普通のサングラスでは全く見えません。



この偏光でギリギリ見える状況って当然ながらバスからも微妙な視界なわけで、釣るには格好のターゲットになるのです。










今月のルアマガではサイト特集が設けられてましたね。
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良いですね~サイト。
美しい水系で見えバスと知恵比べ。
とっても羨ましい、、




ルアマガの表紙を飾ったRAID金森氏が、偏光をケチるならタックルをケチれ。
と謳っておりました。

仮にもタックルメーカーの代表が中々思いきった発言。
逆手をとった言動で脚光を得るのが狙いだとしても、それはそれで面白いと思いました。






因みに自分が使っているサングラスは、
Ray-BanのフレームにTALEXのトゥルービューレンズ(ガラス製)を換装していました。
なので『見え』に不満は一切ありませんでした。
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このての物は基本的にTALEXレンズを搭載したタイプで、言うまでもなくレンズの性能が重要なのでTALEXの偏光が入っていればどこのメーカー品のフレームでも良いわけですよね。


ただこのRay-Banは運転時や普段使いでも多用しているので、
以前から釣り専用の偏光が欲しいと思っており・・






ついに先月購入しました。

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フレームは何でも良いと言いながらも、サイトマスターですw

サイトマスターってTALEXレンズ搭載品としては、無難な価格なんですよね。
インテグラルブラックというモデルです。
レンズはガラス製スーパーライトグレーを選択。




TALEXでもプラスチックレンズと樹脂レンズが出でいますが、自分はガラス派です。

樹脂とガラスの違いは『軽さ』を取るか『見え』を取るかだと思います。


傷に関してはガラスの方が圧倒的に強いです。
強度的にもコンクリートの上にガッツリ落とさない限り破損はしませんし、経年劣化にもガラスが有利。








サイトマスターの『付け心地』『見え』はどうか?




やはりホールド性は非常に高いです。
その代わり、しっかり調整しないとフレームが当たり過ぎて痛くなります。

折り畳みの蝶番部分は柔軟性の高い金属で掛ける時は広がり、手を離せば元の角度に戻ります。





フィールドや普段使い含め分かったのは、
『最高、完璧!』ってわけではないという事。



釣りのみに特化させれば既存のRay-Banより水中の『見え』は良いと思います。
サイトマスターに替えてから水中に一瞬だけ『キラッ』と、チラつく魚影が以前より目に入るようになりました。

これはレンズの差というより、フレームの形状からの恩恵だと思います。

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ご覧の通りサイトマスターはレンズ後方まで被うようにフレームがあります。
これにより、レンズ外周からの雑光の侵入が少なくなりレンズから入光する情報を高品質で目まで届けます。



こちらはRay-Banのレンズ周り。
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例としてですが、望遠鏡や双眼鏡等は接眼レンズ側面から入る雑光を抑制する工夫がなされています。
微細な光しか発しない星々を明瞭に捉える為には、側面からの雑光は邪魔な存在なのです。




フィールドでサイトマスターとRay-Banを掛け比べると雑光侵入を抑えたフレームの恩恵を体感出来ました。




ただ良い事ばかりではなく、代償もありました。
このフレームの形状が要因で、車の運転時にバック走行などの後方確認する時、フレームで遮られてレンズ横から見える情報が皆無に。
運転時この違いは大きいです。





つまり自分にとってはサイトマスターは希望通り釣り特化のスペックでした。
冒頭でレンズがTALEXなら後は殆ど同じ的な事を述べましたが、フレームって思った以上に影響するものなんだなと、改めさせられました。





デザインの好き嫌いを後回しで、フレームの特徴を上げるならば、
釣りだけでなく様々なシチュエーションで使いたい、汎用性を求めるならばレンズ周りのフレームが細めのタイプが良いかもしれません。

釣り特化(強化)は雑光の侵入を抑えたフレーム形状を選ぶことで、レンズ性能を最大限に生かしてギリギリの見えバスを捕捉する。

と、いった選び方も面白いかもしれません。





まとめとして、マッディでも偏光グラスが有ることで釣果が変わるか?
で言うと間違いなく上がると言えます。



ちょいちょい移動しながらのエリア選定中に
一瞬でも魚影を確認出来れば普段よりその場所で粘りますよね?
自分はそのパターンでかなり釣っています。




偏光グラスって高価だと思いますが、一度買えば破損しない限り何年も使えますし昨今のバスフィッシングでは必須アイテムと言って良いと思います。








本日もここまで読んで頂き誠に有難う御座いました。