最強ノット 【パロマーを超えるパロマー】
お疲れ様です。
バスフィッシングのみならず釣りと名が付けば、ノット(結束)の重要性は言わずもがなと思います。
自らが信頼するノットで結束して、魚を掛けた際の命綱になるわけですから万が一ラインが結束部から破断したらショックですよね。
本日は自分が過去色々試したノットの中で最も信頼し、今も現役で使用している最強(と思っている)ノットを紹介させて頂きます。
主に通常のルアーからフック(オフセット、マス針等)やスピナーベイトまで色々と使用しています。
パロマーノット
と言えば周知と思いますし、結構使っている方も多いと思います。
が、パロマーノットの強化版はご存知ですか??
知っている方は、以下退屈になりますのでスルーして頂いて結構です。
正式名称なのかは不明ですが、
エイトパロマーノットという名です。
エイトパロマーの強度は通常のパロマーに比べ、殆どの方が明確に強度が上がっているのを体感して頂けると思います。
手順は通常パロマーに比べ、簡単な1工程増えるだけです。
但し、締め付けまでのコツは少しあるので、
その辺りを説明出来ればと思っています。
※実際のラインだと見づらいので、ゴム紐とナイフでご説明致します。
① 2つ折にしたラインをアイに通します。
② 通常パロマーノットもそうですが、
2折り部分は長めに取っておくと後々作業が行い易いです。
③ ここまでは通常パロマーと同じです。
③-2 1つ穴にルアーを通せば通常パロマーノットですね。
④ ここからがエイトパロマーです。
③に戻った状態から何か違いがお解かり頂けるでしょうか?
結び目を一回り追加してあります。
⑤ 1つ穴にルアーを通します。
⑥ 1つ穴の外へ完全にルアーを出します。
⑦ 【重要】1つ穴を小さくする為、本線側を固定しながら2つ穴を広げます。
こうする事で、1つ穴が小さくなります。
↑赤丸部分は2本のラインを握って固定しています。
青矢印は2つ穴を指3本で、ジワジワ広げるイメージです。
※この1つ穴の処理の仕方次第で当該ノットの完成度が決まります。
1つ穴を通常パロマーと同じ感覚で処理すると、ラインが噛み込みを起こし失敗します。
⑧ 1つ穴が小さくなりました。
⑨ そのまま2つ穴を広げる要素で1つ穴を中央付近まで引き込みます。
⑩ 1つ穴がここまでくれば安心です。
2本線を引っ張り締めこみます。
この時、どれかのラインが⇒ズレ遅れ(並行に引かれず一つだけ輪が大きく残りそうな状態)が見つかった場合。
引っ張っている2本線のどちらかを引き、遅れた輪が締まる方を引っ張り調整します。
⑪ 最後まで1つ穴の処理です。
2本線を引っ張ると、1つ穴がアイ後方に逃げ結束の出来を悪くします。
なので、人差し指で1つ穴が逃げないよう軽く押さえておきます。
⑫ 出来上がりです★
お疲れ様でした。
スピナーベイトや大きなルアーを結ぶ場合は予め、相当長く2つ折り線を作るので、結果的に余り⇒カットする事になります。
が、この辺りはプラスに考えた方が良いと思います。
結局、ラインの先端部は何かと痛みが激しいので、結束の際に長めにカットしておけばラインブレイクのリスクも下がります。
ノットは散々試しましたが、このエイトパロマーノットが最も強度が高いと感じました。
使った事が無い方は、是非一度お試し下さい。
本日もここまで読んで頂き本当に有難う御座いました。