18タトゥーラLT2500S インプレ
お疲れ様です。
先日購入したロッド&リール
ブラックレーベル+【 651ML/MHFS】と18タトゥーラLT2500S
実際に使用して、思った以上にリールの性能について収穫があったので、ロッドの前に18タトゥーラLTのご紹介をしたいと思います。
普段の自分の釣りはどちらかと言えば、ベイトよりスピニングの方が多様する傾向にあります。
それは、肩への負担が少ない事、霞水系では自分的にスピニングを出したいと思うポイントが多い事もその理由の一つです。
最近まで自分が使ってきた現行型の機種はシマノが多く、
『17コンプレックスci4+』『16ヴァンキッシュ』『15ストラディック』等です。
日本中(世界中?)で延々と比較されているであろうネタ⇒シマノvsダイワみたいな構図になってしまいますがw
でもメーカーに拘りの無い者として純粋に違いをお伝え出来ればと思います。
操作性。
18タトゥーラのウェイトは185g最近のリールでは、普通か若干軽い位のウェイトで、軽量リグの操作等違和感無くとても扱い易いです。
他には『ベール開時』シマノに比べ若干動き易い感じはあります。
ベールを開けた状態で、 指が当たるとツルッと動いてしまう時があります。
勿論ある程度ブレーキは掛かっていますが、シマノに比べると若干動き易いかな?といった感じです。
でもこれは自分が慣れれば解消される症状ですね。
又、ベールの開閉感は『カコッ』っという感じでシマノよりソフトな感覚です。
巻き感。
同価格帯のシマノリールと比較すると、やはりギヤ系部品に強みのあるシマノに一歩譲る感じは・・若干あるかな、と思います。
タトゥーラは 僅かなノイズのような雰囲気は感じます。
が、これはスピニングリールに関して言えば、個体差でのハズレは結構な確率であります。
スプールが上下しながらベールを回転させるので、巻き上げ時にラインからの負荷が掛かるとウォームシャフト周りで噛み合わせの誤差が生じ易く、ノイズや振動が出易いんですよね。
16ヴァンキッシュは正にこんな感じでした、空回しではノイズ無しでもクランクベイト等の巻き負荷を掛けるとコンコン・・コンコンと。
酷いハズレを引きました、しかもメーカー修理も直せないと言うw
18タトゥーラLT巻き感は、釣りをしていて気になってしまうレベルの振動では無く、あくまで微細なノイズなので全く問題無しですね。
糸捻じれ=ラインローラーの性能。
ダイワは『ツイストバスターⅡ』と言うラインローラーを搭載し捻じれに強い事を謳っています。
でも巷ではシマノもダイワも捻じれに関しては大差無し、という情報が多く出回っている気がします。
自分は兼ねてから言っている通り、10lbのナイロンを使い準パワーフィネス仕様で使っています。
この仕様でラインテンションが掛かる『巻き』も普通にこなすので、捻じれやすいんですよね。
(ラインはGT-R HM10lbです)
なので沢山巻いたその日の夜等は、部屋で一度ラインを出し⇒指で押さえながら捻じれを戻す作業をする時もあります。
これも面倒な作業で、酷いときは捻じれがこんがらがって再起不能になる場合もw
とにかくスピニングの捻れには苦労していますし、色々手も講じてきました。
故に『捻れ』に関しては一家言持っているつもりですよw
で、実際にツイストバスターⅡを使った印象は・・
全然違うw
多分ですが、大して変わらないと言う意見の方は普通の太さのライン、4~6lb程度のラインを使用される方なのでは?と思います。
太めのラインだと確実にダイワのツイストバスターⅡの恩恵は分かるハズです。
少しの差ではありません、使えば誰でも分かる位に違います。
正直自分の仕様ではツイストバスターⅡはマストな気さえします・・
スピニングの宿命とも言える捻れが少ない!これは本当に有難いです。
その他では、ダイワの新型機種に新設計された『ラインクリップ』。
自分的に、ラインクリップってかなり良く使います。
無いとホント困っちゃう感じですw皆さんはどうですか?
↑この新設計のラインクリップ巷ではイマイチとか?
どなたの動画か忘れてしまいましたが、YouTubeで酷評している方もいました。
自分的には、メーカーがわざわざ金型から起こして新設計するものが、過去の形状より使い難いとかそうそう有るものなのか?って思っていました。
いざ使ってみると、最初は使い方の要領が分からず手こずりました。
でもコレだ!という使い方に気付くと、物凄く使いやすいじゃないですか!
これまでのダイワやシマノのラインクリップは、下画像のように片方の指を添えてラインを引っ張っぱりクリップに留める感じですよね。
↓ストラディックci4+のラインクリップです。
ラインがクリップの真下に来たら、指で押さえ、(爪などを使わず指の腹で押さえるのがポイントです)
斜め上に引っ張ればクリップに掛かります。
※↑この手法はシマノのリールのプロモーションムービーで流されていた方法なので、概ね間違いないと思います。
これはこれでやり易いのですが、ラインを留める作業で両手を使う事になるので、結構不安定に陥りやすいんですよね。
ダイワの新設計のクリップは、指を添えず片手で簡単に留められます!
コレは良い!ビックリですよ^^
あくまで自分のやり方ですが、ご紹介させて頂きます。
これまでのラインクリップとは反対側のクリップ左上から留めます。
↑クセでスプールを持ってしまっていますが、実際はその必要すらありません。
この時、気持ちラインを少し前方へ押す感じで掛けるとパチンと簡単に掛かります。
後は普通に回し込むだけです、半回転でも一回転でも適当な所で完了です。
とにかく楽、簡単!
18タトゥーラLTですが、シマノには無い良さは確実にあります。
迷っている方は是非、シマノオンリーだった方も一度使ってみることをオススメ致します。
当然ですが好みや用途により人それぞれだと思いますが、自分は買って正解でした。
以上で18タトゥーラLT2500Sの初期インプレでした。
また何かあればご紹介したいと思います。
本日もここまで読んで頂き誠に有難う御座いました。