シマノのリール作りに感激した話。
お疲れ様です。
日本が誇る釣具2大メーカー、シマノとダイワ。
リールで、シマノとダイワで何か違いを感じる部分ってありますか?
ブレーキの違いとか、巻き心地といったシステム的なもの以外で、です。
自分はどちらも好きで、ダイワ党・シマノ党と決めてはいません。
ただ、個人的には「ココが違う」的なものは明確には無かったんですね。
どちらもクオリティーは高く、性能も一級品です。
日本のメーカーは優秀です。
実は先月、釣りをした際に少しですが怪我をしましたw
その流れで偶然ある違いに気付き「おっ!」と思った事があります。
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釣行中にチェイスを感じた瞬間、体が反応してしまい即フッキングしました。
良くある「ビックリ合わせ」です。
ワンテンポ置いてから合わせるつもりが、集中力が途切れている時にアタリを感じると!★思わず体が反応しちゃう時ありませんか?
釣り動画見てるとプロも良くやっちゃってますよねw
正にソレで思いっきりフッキングしてしまいました。
結果、すっぽ抜けたわけですがw
同時に人差し指の関節部分を切ってしまったのです。
切るというよりメクれて流血した感じですがw
何をしたらそんな事が?!
と言われちゃいそうですが、自分も初体験で・・
ほんとビックリです;;
わざわざ流血画像を撮っても仕方ないと思ったので写真は残していませんw
↓2週間経過しているので傷は完治しています。
で、何で怪我をしたか?
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リールで切ったんですよw
信じられますか、リールで流血するってw
その時に使用していたリールは『ジリオンSV TW』 です。
どうやって切ったかと言いますと。。
↓こんな感じですw
間抜けな話です・・
ハンドルにバリがあって処理が酷いとかそんな事は全くありません。
しかし相応に早い速度で指を打ち付ければ『ベロン』といく事があるという事です。
いや、本当に勉強になりましたw
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気を付けないとなぁ、と思いながら自宅でリールを見ていたらある事に気付きました。
シマノ(スコーピオンDC)のハンドルの処理です。
とっくに気付いている方はいると思いますが、自分は今回初めて気づきました。
ハンドルの、自分が打ち付けて切った部位と同じところ、
『面取り』どころじゃないです、しっかりとカーブ処理されています!
指が当たる可能性がある片側のみ、なだらかになっています。
これなら間違いなく流血する事は無かったと思います。
このカーブ処理ですが、
当然ながらリールそのものの性能には全く意味は無く、更にはハンドルの製作工程ではかなり非効率な作業が入っていると言えます。
考えてみれば、昨今のシマノはグリップもL/Rで専用形状になっていますよね?
勿論、その形状はそれぞれ好みにより良し悪しは変わると思います。
しかし、これも効率重視の観点から見れば逆行しています。
正に‘‘気づかい‘‘レベルの部分です。
そして、更に驚いたのが、
先月届いた『スコーピオンMGL』ですが、
ハンドル見て下さい・・
カーブ処理が上下両側に施されています!
17スコーピオンDCでは片方向のみだったのが、両方に・・
工業用品は特にですが、新しくなるほど無駄を省く傾向にあります。
なので、この方針には驚きました。
少なくとも現時点では、ダイワのベイトリールは高額グレードでもこのような処理はされていません。
ダイワが悪いとは全く思いませんし、自分の中では変わらず好きなメーカーです。
ただ、このシマノの心意気すら感じ取れる気づかいには、素直に嬉しいと思いました。
人によっては純正ハンドルなんて即交換となる場合もある部分です。
正に小さな気づかい程度の事かもしれません。
ここが今回感じた違いです。
本日もここまで読んで頂き誠に有難う御座いました。