バス釣りめいろ

霞ヶ浦・北浦の近場に在住。 ブラックバスは何処でも釣れて、 何処でも釣れません。 結局『○○ポイントが釣れる』という情報は案外当てになりません。 釣れる場所(条件)は人の出入り含め、刻々と変化します。 釣れない時は“めいろ”に迷った心境。 本能で行動するバスの居場所を読み解く。 そのプロセスを皆さんと共有出来ればと思っております。

スタッドレスタイヤの必要性

お疲れ様です。




この所、自分が住む霞ヶ浦水系付近も積雪があり、それに伴い事故が多数発生しています。
今日は殆どの方が釣りで使用するであろう車ネタです。

笑い所はありません。

正直最初は、釣りブログにこのネタを出すのは強引かなと思いましたが、多くの方が車に携わるのは間違いないですし、これを記することで一件でも事故が減るのであればと思い載せるに至りました。



稀にしか積雪の無い関東地方でスタッドレスタイヤを装着する必要があるのか?という話。







雪が降って仕事が休める人は、中々の優良会社に勤めていると言って良いかもしれません。

しかし現実はそう甘くありません。
雪が降っても出勤しなければならない方が多数だと思います。
因みに自分もそんな感じですね。

職場では毎年のように、「冬タイヤどうしよう!」と迷っている人がいます。






自分は冬になると、家族で毎年必ずスキーに行くので、スタッドレスは所有しています。
20年近く行っているので本州エリアの東北方面は全て行っています。

豪雪で凄いのは、新潟(中越)や奥日光です。

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新潟入広瀬

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奥日光






今回伝えたい、言いたい事は関東(積雪少ない地域)の雪はヤバい!
という事です。



自分は過去一度だけ、積雪時の事故を経験しています。
場所は・・・

地元ですw
=霞ヶ浦・北浦水系という事です。


約20年近く毎年のように雪国に出向いていて無事故にも関わらず、地元のショボ雪で事故を経験したという事です。



事故の内容は完全な巻き込まれです。
早朝出勤時に前の軽トラがスピンした後、横向きで止まり⇒道を完全に封鎖した状態になったのです。


車間距離も十分とっていたのですが、悪条件が相当重なっていました。
この日は超濃霧だったので、白い軽トラを捕捉するのに若干遅れた可能性に加え、路面は完全な凍結路でした。

勿論自分はスタッドレスを装着していましたが、凍結路でのスタッドレスは雪の路面に比べて相当滑ります。
ノーマルタイヤよりは当然良いですが、噛むような効きは皆無です。

凍結路で言うと、タイヤメーカーのCMはかなり罪な表現と言っていいでしょう。


そして、先の軽トラの運転手はノーマルタイヤで、しかも保険未加入でした・・
最悪ですよね、ホント色々面倒くさかったです。


加えて、仕事がトラックの運転手だとの事で、本人が非を認めるのを必死で回避しようとするから厄介極まりない。
地元の事故で、妻子持ちとしては頭のイカレた人間と深く関わるのもマズいと思い。
こっちの保険で対処するから『もう黙れ』って感じでしたね。


自分的には今思い返しても、あの条件下では回避不能だと思います。
後悔する点としては、当時ドラレコは黎明期で一部の人しか搭載していませんでした。
自分もまだ載せていなかったので、ソコだけは悔いが残ります。


因みに自分の車は廃車です。
修理費考えると新たに買い直した方が無難でした。
スバルのBE型B4で、トータルバランスの高い車両でとても気に入っていた為、苦渋の決断でした。

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日光いろは坂中腹での写真です。


そしてお伝えしたかった事は、スタッドレスタイヤを履いていなければ、もっと大きな事故になっていたのは間違いありません。
自分は無論、横向きになった軽トラのジジイも大怪我をさせているという、最悪のシナリオになります。

確かに凍結路でのスタッドレスは滑りますが、ノーマルタイヤよりは大分マシなわけです。
雪があまり降らない地域だからこそ、有事の時に備える思想が必要なのかも知れません。



この事故で思い出したのは、昔読んだ元F1ドライバー中嶋悟氏の本で事故を起こさない考え方として、
『自分以外は、全て頭のオカシイ人が運転していると捉えると良い』
的な事が記載されていたと思います。
かなり古い本なので、現在こんな感じの表現をしたら袋叩きに合いそうな文言ですねw
ただし、この考えを持って運転すると相当に事故は減らせる感じはありますよね。



最後に、自分が過去雪上運転の経験で最も驚いた事をお伝えしたいと思います。
ある程度分かっている方ならご存知と思いますが、スタッドレスタイヤは横の方向の入力に対して非常に耐性が低いです。

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奥日光、湯ノ湖付近の駐車場です。
↑アウトバックに履いていたスタッドレスはヨコ〇マの最上級グレードです。

奥日光に着いて駐車場からトイレに行こうと思い、車のドアを『バンッ』と閉めたら・・
ス~っと、車が横にズレましたw
駐車場に傾斜はありません・・
マジですよ、信じてくれますか?
妻息子搭乗、荷物満載の状態です。
路面はピカピカの凍結の上に薄っすら雪が乗った状態でした。



一つ言える事は、スタッドレスはCMのような効き方はしません。
雪上運転では、結構良い感じに効くので安全に操作する限りは気持ちの良い運転が出来ます。
一変するのは氷の上です。
毎年、積雪時期に東北方面に行くと決まって関東県内の車両が路肩に突っ込んでいたりする事故を見ます。

雪上運転で注意する点は、路面の見分け方です。
が、先のように雪道のように見えても一枚下は氷の場合もあるのです。

一番確実なのは、後ろに車がいないのを確認し、強めにブレーキを踏んでどの程度でABSが作動するか把握する事で路面状況を判定出来ます。



今冬からチェーン規制区域が明確化されましたね。
www.mlit.go.jp
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勿論、自分もチェーンは所持しています。
氷への耐性はチェーンの方が断然上なので、所有しているに越した事はありません。



時々、周囲の人からスタッドレスタイヤはどれが良い?
と聞かれる事があるのですが・・
本音で言わせて頂くと、ちゃんとしたメーカーなら何処でも良いと言うのが自分の考えです。
ブリヂストンじゃなくてもヨコハマでもダンロップでもグッドイヤーでも問題ありません。
悪条件の路面ではどのメーカーも大差ありません。
自分は今の車にはグッドイヤーです。
理由は他メーカーより少し安いからですw

重要なのは運転者の意志と『構え方』です。





正直、雪上運転についてはもっとお伝えしたい事はあるのですが、ダラダラと長くなるので機会があればまたお話させて頂きます。
そもそもこのネタをどれ程の人が必要としてくれるかも甚だ疑問だったりしますw


本日もここまで読んで頂き誠に有難う御座いました。